アロマノトビラ

~カオリノチカラ~ オトコのアロマ

味覚とアロマテラピー


わさびふりかけがすごく好きです。

 

「伊豆のわさび~」みたいな

タイトルをスーパーなんかで

見かけるととにかく試したくなる。

 

ごはんそのものをおいしく戴く、

というのが本筋なのだろうけど、

のりの佃煮や、梅干し、塩昆布

おかかにつけもの、TKG、

卵かけごはんだって立派な

「ごはんのお供」の代表選手。

 

お漬物もそう。

毎度のごはんに必ず食卓に並べて、

味覚もそうだけど、歯ごたえ、

(食感、これは触感と言ってもいい)

とともに香りも楽しむ。

 

食事というのも五感全てで楽しむもの、

なんですよね。

 

そこでちょっと想像したのが

食事毎のアロマテラピー。

 

「毎食後」でもいいかも知れない。

 

副交感神経の活動を高める

マージョラムなどをベースに、

食事そのものの味覚や雰囲気を

損なわない程度に。

 

あるいは

朝食や昼食時にはもっと高揚感を

増すようなアロマを中心に

その人の好む香りを調合して…

 

起床時のアロマ

朝食・昼食・夕食のアロマ

就寝時のアロマ

 

生活のリズムを求められるような

場所や空間なら、そういった

 

香りで時間を無意識の内に知らせる

 

といった工夫ができれば面白いですよね。

 

えっと、わさびふりかけの話はどこ行った…

 

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中国語でアロマテラピー(用漢語芳香療法)5回目

 

第1回はこちら

スイート マージョラム

 

马郁兰 ma3 yu4 lan2

 

由于可以促进血液循坏,

因此可以改善肩颈酸痛及痛经。

 

血の巡りを良くするので、

肩こりや生理痛に効果あり。

 

郁yu4 は日本語の「憂い」とか欝々とかの

ニュアンスを持っています。

ちなみに中国語の郁血(yu4xue3)は

鬱血(うっけつ)の意。

精神疲労や無気力感に効果ありとされる、

その特徴がわかる文字で、発音でも

うまく充てた名前。

 

ところで、主要成分のところに

 

松油烯-4-醇

 

とあって、どうみてもこれは

 

テルピネン‐4‐オール

 

ではないかと。

 

烯=エチレン

醇=アルコール

 

と辞書にもあるのだけど、

あの「オール」ってアルコールのこと

だったのか…

そういえば官能基のところでやったな…

 

 

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五感に訴えるアロマ

芳香療法と呼ばれるアロマテラピー。

"芳香"だけに「嗅覚」に訴えかけ、

心身の調子、バランスを整える

というところにその特徴があるのだけど、

実際は別の感覚も刺激することで、

その効果を大きくするものですよね。

 

例えば触覚。

 

タッチング、またはトリートメントと呼んでいる

いわゆるマッサージの類。

 

一個の細胞から多細胞へ進化するとき、

皮膚と脳・神経は同じところから派生して

いることから、

皮膚の快感は脳そのものの快感を呼ぶ。

 

ホホバオイルなどのキャリアオイルを

使ってのトリートメントは、

立ち昇る心地良い香りや、香り成分も相乗して、

より大きな効果を生むと言える。

 

この嗅覚と触覚。

アロマテラピーで最も重要な2つの感覚を癒す、

というの、今ある主な「アロマテラピーサロン」の

基本形と言っていいですよね。

 

となると、

「五感全て」に訴えかけるアロマテラピーって

どんな感じだろう。。

 

例えば特徴のある、人気のサロンというのは

そういったプラスアルファ的な要素があるのかも

知れない。

 

「五感」のいくつかを組み合わせてみる。

 

例えば「味覚」

 

ハーブティーも一緒に楽しめる、ということであれば

癒し方面以外でも、体調、とくに胃腸を中心とする

身体のバランスを整えるのに、効果がありそう、

と考える。

 

例えば「視覚」

おしゃれ、質素、絢爛豪華、センスのいい調度品・・・

あるいは「お家のような・・・」そんな

施術を受ける部屋の雰囲気そのものが視覚的効果

としてリラックス、あるいは高揚感をもたらすものに

なりそう。

少し角度が違うが、「スメリーマップ」(匂い地図)

というものがある。街の中のいろんなニオイ、

例えば、食べ物だったり、動物が居たり、

交通量の多い場所は排気ガスのニオイだったり、を

色別にして塗り分けたもの。

非常に興味深い研究。

 

tocana.jp

 

また、アロマテラピーのいくつかのテキストを見ると

精油の香り別に色分けしているものがあったりする。

柑橘系ならオレンジ、ローズ系なら赤とか…

これって、考え方は同じで、じゃあ例えば、

この赤のエリアは気分を高揚させる香りのする場所…

のような、視覚と嗅覚を相互相乗で刺激するような

カラーセラピーとの組み合わせの効果も狙えるのでは

ないだろうか。

 

 

例えば「聴覚」

 

すでに「ヒーリングミュージック」という分野が存在

するように、心落ち着かせる、または集中力を高める

「効果の見られる」音楽がある。

 

ちょっと話が逸れるが、

この音楽・または音、あるいは聴覚と言ってもいい。

これも嗅覚や味覚同様、ヒトによっては

その期待する効果とは全く違う影響が出てくる場合

がある。

たとえば、私のスマホでの音楽再生回数トップは

「集中力向上」とタイトルされたヒーリング音楽。

これをいつ聞くかというと、寝たい時、眠気がある時

の仮眠音楽として使っていたりする。

電車で座ってこれをかけるとイッパツで行ってしまう。

かと思えば、メタリカやアイアンメイデン(へヴィメタル)

で落ちることもあったり。要はただの寝不足なのかも

しれないが(笑)、アロマテラピーの精油でも

気持ちを昂ぶらせる効果のものと詠われているもの

でも、むしろ落ち着けるというものがあったりする。

 

考えてみれば「思い出」効果のような、ヒトによって

違った景色に見えるもの、懐かしい匂いに感じるもの

青春時代にいきなり引っ張りこまれるように、歌詞

全部歌えるような音楽だったり、ココロに及ぼす効果

が身体にまで影響するその違いたるや

全く「分析」とか「データ」だとかの世界に合わない。

 

本当にひとりひとりにより、「処方」が必要な部分。

 

それでもまだ今後は、ビッグデータの解析等々で

平均値とバラつき、個人情報なんかが組み合わさって

そういった『カルテ』のようなものが出来上がって

くるのでしょうね。

 

割と近い未来として、想像しているのはやっぱり

VR(ヴァーチャルリアリティ)を使ったサロン。

 

視覚で脳は簡単にだませる。

 

椅子に座っていたとしても、視界を完全に塞いで、

全く違う世界を投影する。

例えばジェットコースターに乗っている映像。

落ちる瞬間、それは「ただの映像」なのに、

身体が一瞬浮く!

 

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そんな刺激的な場面じゃなくても、

ドイツ・シュヴァルツヴァルトの森の中。

あるいは静かな湖畔の緑の中。

うっとりするような心地良い景色の中で

半時間でもいい。過ごしてみる。

 

そこに聴覚刺激としてヒーリング音楽が

かかっていてもいい。

別に「森の音」じゃなくてもいい。

そこまでリアルにこだわらなくても、

心身に訴えかける効果を求める。

 

嗅覚刺激としての香りの要素も

森の香りもいいかもしれないが、

そのヒトが求めているのならば柑橘系でもOK。

 

そんな「ヒーリング時空」の後の

ちょうどいい頃合の熱さの日本茶。

 

気持ち良さそう・・・

 

これぞ五感に訴えかけるアロマテラピー。

 

ハンドセラピスト受講します

今月、AEAJ認定「ハンドセラピスト」資格

取得のための講義を受けることにし、

早速テキストを手に入れてきました。

 

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書籍なんかは特に、専らamazonで買うことに

なった最近。

公式テキストならAEAJ会員割引がある!

と調べに行くとやはり結構な割引。

しかし。。

1冊だけの購入だと送料他手数料なんかで、

メリットがほとんどなくなってしまう…残念。

 

なので先日の会社帰り、いつもお世話になる

「生活の木」のお店でGET。

「書籍は割引除外」とか言われても、

毎回精油を買うときに得させてもらっているし、

ラベンダーの買い足しの予定もあったので

「売り上げ貢献」のつもりでレジへ持って行くと、

これも割引してくれると!

ありがたや・・・

 

最終的には

『ギタリストのハンドトリートメント』

を専門特化できるところまでやってみたい

と思っていて、

そのベースとなる基礎知識と基礎実践は

非常に大事。

 

しかしテキスト、ざらっと眺めただけでも

結構奥が深くて難しそう。。


本当にこれ、5時間でやるの?という感じ。

 

でもその前に書店で『手、腕』の機能や治療を

テーマにした医学的な方面の書籍を眺めてたら、

それだけで気が遠くなってしまったのを思い出し、

それよりまだハードルは低い方かも、

と、とりあえず取り直してぼちぼち予習を

始めることに。

 

そうだ。受講までに可能な限り

質問をためておこう

 

・どの程度までケアするのか

 ("治療"との境目をどう見極める)

・うつ病的な人にはどう対処しているのか

・ハンドだけでも事前問診とかする?フォーマットがある?

・ツボ等東洋医学との関係は?

 

 

まだまだこれから絶対的に

残暑がキツくなるはずのこの時期。

それでも、ここ数日の涼しくて

過ごしやすい日が続いたことで

暑すぎて動けなかった気持ちや身体が

少しずつ動くようになりました。

 

今日から一日。旧暦でも一日。

今年も残り3分の1。

どうとでもきっかけは作れる。

常に一歩ずつ。

 

 

スメルハラスメント

『ミドル脂臭』という言葉を初めて聞いた。

話題は昨晩(2016/8/30)のテレビ東京、

ワールドビジネスサテライト(WBS)。

録画してでも観る数少ないTV番組で、

前夜のものをスマホに転送して、

往路通勤電車でつり革につかまりながら観る。

 

それで、表題のようなタイトルの特集だった

ので、時間を忘れそうなほど内容にハマった。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

今は徹底して「無臭」にコダワリを見せる。

いや、確かにニオイは気になる。

というか最近の日本人、臭いヒトが多くなった。

(個人的感想。しかも自分を棚上げ)

 

クサいヒトが近くに来るととにかくゲンナリする。

 

つい先日、USJに家族で毎年行っているショーを

観に行った時も、右斜め後ろから強烈なニオイが

漂ってきて、満席だし逃げ場ないし、向かい風で

時々消え去ってはくれるが、基本、ニオイの元は

ずっとそこに存在しているので、

もう「感動」どころではない。

 

3Dの視覚効果、熱い火炎の演出、水しぶき、

爆音、五感に訴えかけ、感動を呼ぶショーが

おぞましい嗅覚のお蔭ですべてが…

 

これぞスメルハラスメント。

 

…という話題ではない。今回書きたいのは。

 

いや、よく似た話で、実際毎日長時間を過ごす

職場で、そんな状況が日常になってしまったら…

ということ。

 

順番に行こう。

 

まず冒頭の『ミドル脂臭』。

 

10~20代の体臭の主なものは汗臭さ。

50代より上のそれは加齢臭。

 

で、その中間の30代、40代はというと

まさにその中間で、汗臭さが残りつつも

加齢臭がそろそろ強くなり始めるという、

もっとも複雑で独特のニオイとなる。

男性化粧品メーカー、マンダムが発見、

「ミドル脂臭」と名付けたとのこと。

これを抑制する効果のある商品が今や

売れているらしい。。(チェック要だ)

 

それこそ、その年代が主力となって

汗水たらして働いている職場だからこそ…

 

ところが職場仲間に「気になる」ヒトがいても

そうそう指摘できない。

全く個人的な問題だから、本人が気付くのを

待つか、ガマンするしかない。。

 

ならば会社ぐるみで対策をとろう、

というところも現れ、もはや集団で解決すべき

問題である、ということが当然の認識に

なりつつある…というのが主旨でした。

 

そしてもうひとつ。『ファブタク』

 

「ファブリーズタクシー」?

 

タクシーの車内のニオイが気になる、

という客の声を反映した、新たなサービス。

ファブリーズで「無臭」の車内。

選択肢のひとつとして、これも「当然」に

なっている。

普段あまりタクシー使わないこともあるけど

スマホでタクシー呼べる世の中になっている

ことも含めてビックリしている自分が笑える。

 

しかも、日本交通では運転手が乗務前に

2人ペアになって、互いのニオイを

嗅ぎ合っている光景…「チェックOKです!」

『最初は恥ずかしかったけど、今では当たり前』

 

いろんなことが

「当たり前」になっているんですね。

 

話を少しもどして、マンダム研究所の臭気判定士

の方がミドル脂臭研究にあたって、

いろんなニオイをセンサーを使って分離、分析を

していくのだけど、

「良い匂い」か「悪い臭い」かは、

いくらセンサーが発達したところで、結局

人が嗅がなきゃ解らない、と言っていたのが

印象的でした。

 

しかし、これだけ『無臭』『ニオイを除く』こと

に力が注がれている今だからこそ、

本来の『香りの空間』という分野が、これから

もっとクローズアップされてくるのだろうな、

と思って、書き始めたら話しがアチコチ飛びました。

 

 

実践。ギタリストのハンドトリートメント

最近はガツガツ練習をしているわけでもなく、

毎回、訛った手指、腕を思い出させるような

ルーチン(メトロノーム使った運指練習)

ばかりやっているので、今日は久しぶりに

たまに集まるバンドでの課題曲や純粋に

「今、弾きたい!」な曲ばかりを小一時間

ばかり楽しんでいました。

 

案の定、左手が乳酸の塊。

 

下手だから無理な力が入って余計疲労するし、

その下手の原因であるフォームの矯正中で

さらに変な力も加わって乳酸マシマシ。

 

ぐっと握りこぶしにすると、ぐっと痛くなる

手のひらの小指側のふくらみのあたり。

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チャンス到来。

アロマテラピー、セルフトリートメントの

実証実験ができる!

 

ではさっそく実践に移りましょう。

 

用意するもの

・精油 ジュニパーとペパーミント
・キャリアオイル セサミオイル
・容器
・キッチンペーパー(ティッシュ)

 

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今回選んだ精油、まずはジュニパー。

これは浄化作用の効き目。疲労物質を

排出させる効果が期待できるもの。

関節痛にも作用しますよ、と指南本には

書かれていたりします。

 

もうひとつはペパーミント。

いわずもがな、冷感あって冷湿布的にも

なり、鎮痛作用も認められている精油。

昼間は冷房はリビングしか点けないように

していて自室のある2階は扇風機のみ。

これだけ暑いと、このミントの香りだけ

でもかなり冷感あります。

 

セサミオイルを使用しているのは

今手持ちがこれしかない、というのも

あるけれども、肌のアンチエイジングに

いいのですよね。

 

これらを適当に混ぜて…

 

いえ、ちゃんと厳密に行きましょう。

 

自分に施すので少し濃度を上げます。

(アレルギーないのは分かっているので)

3%濃度目標に計算。

20mlのセサミオイルに入れる精油、

3%なら何滴まで入れられるか?

3%=0.6ml ということは12滴分。


ジュニパー6滴、ペパーミント6滴を投下。

この時点ではペパーミントの香りが大勝利。

ジュニパーの香りなんて

巨人の星の姉さんみたいにもの影に隠れて

こっち見てる、みたいな^^。

 

出来上がった「トリートメントオイル」を

早速左腕に擦り込んで行きます。

参考はこの本。

 

moccian.hatenablog.jp

 

手順に従って、手のひらから手首、

腕に至り、上腕へ、右手親指を駆使しつつ

左腕全体をトリートメント。

 

とくに気持ちいいのは、

親指で三本のラインを手首からひじに

向かって描く、というもの。

これは結構時間かけて何度もやってました。

 

本にある一通りを終えたら、

揉むと気持ちいい場所など、

やりたいようにやってました。

 

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肘のこのあたりが抑えると痛い

ここをほぐすと連動して、手のひら側も

痛みが軽減するようです。


精油が余ったので右腕も同じように

やっているうちに左手のまた別の痛い部分が

わかってきたのでもう一度ほぐす。

 

それでも精油は余ってる…

 

足もついでにやってみると

全身ミントの香りで涼感ハンパない^^^

 

そこまでやると、やっと捨ててもいいくらい

までの量にまでオイルが減ったのでそこで終了。

 

次やるときはもっと少量でもいいかも。

 

トリートメント後の施術部分も手も

オイルまみれで、ティッシュだと

結構な量を使用する上、使用後の姿が

なんだかえエロイ^^

そういえば以前、生活の木さんで体験させて

もらった時使ってたのはキッチンペーパー

だったような。次回はそうすることにしよう。

 

また、廃油をしみこませたティッシュなどは

ゴミ箱にそのまま突っ込むだけだと

結構「香りが立って」しまって「香りが嫌いな人」

には大いに迷惑になってしまうので、

ちゃんと袋かなにかで密封して捨てましょう。

 

この組み合わせのトリートメントオイルは

かなり正解かも、でした。

まさに「クールダウン」で、時季的にもいい。

 

ギタリストを対象とする

局部トリートメントとしてどのポイントが

良いのか、というのが必ずあるはずで、

そこを中心として、「技量」の差による

ポイントの違い、というのが分かってくると

さらに本格的な、

Aromatherapy for Guitarists

になりそうな気がします。

 

ちなみに。。

 

トリートメント後の香りの遷移について

 

直後は自分でもわかるミントの香り。

30分もすると、ミントは飛んでしまって

ジュニパーの香りがむくむくと。

基本「木の香り」なので、

ホームセンターの材木コーナー、または

家具屋さんに入ったようなそんな香り。

3時間経過した今は腕を鼻の近くに

もっていかないと香らない程度まで

飛んでしまっています。

 

なので、男だからといって

臆することなく、湿布貼る気分で

トリートメントすればいい。

 

なんなら、私が出向いて行って

トリートメントして差し上げます。

 

といえるように一応セラピスト認定受けなきゃ。

 

 

ギタリストのためのアロマテラピー ~ミュージシャン専門ハンドトリートメント~

ギタリストのためのアロマテラピー

~ミュージシャン専門ハンドトリートメント~


そろそろ底をつきそうな

ローズマリーとゼラニウムを求めて

いつものアロマテラピー専門のお店

「生活の木」さんへ。

 

いつもお世話になっているYさんと

AEAJの新たな専科コースの話から

「実はまだハンドトリートメントを

受けたことがなくて…」と話したところ、

 

「じゃ、今ちょっとやってみますか?」

 

とすごく気軽に仰られ、

その場で施術を頂けることに。

 

やっぱり頭の中だけ、想像だけと

「実体験」とは全っ然違う。

 

腕だけのトリートメントでも、

眠くなってしまうほど心地よくなる、

という話も聞いていて、

実際ほんの5分10分ではそこまでは

ないにせよ、

しかし明らかに筋肉がほぐれて行く。

 

逆に言えば、たったそんな短時間で、

まるで違う人のウデになったよう…

 

Yさんの「ウデ」が良い、というのが

一番大きいのだろうけど、私自身

こういう「トリートメント」だとか、

そもそも「マッサージ」的なものの

ちゃんとした体験がなかったことも

あったからか、ちょっと「感動」を

覚えたほど。


それだけトリートメントに対して

相当「アマク見ていた」という事か。

 

話を本題へ戻すのだが、

最近、ギターを「習う」機会があって、

弾く時の手のフォームを「矯正」というか、

30年近くのクセのようになっている形を

直している所で、左右で場所は少し違うが

両手の手の平の一部が慢性的に痛い。

 

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その痛みが、今回のトリートメントで

全く無くなったみたい。

 

しかし翌朝にはまた筋肉痛のような

その痛みは復活してしまってたのだけど、

ちょっと感動を覚えた、というのは

一時的とはいえ「回復」したのは事実だったから。

 

こういった「実体験」として

効果を知っているのと知らないのとでは

自分自身にさえ、これだけ「説得力」に

差があるのかと思い知ることになりました。

 

ハンドトリートメント、

やっぱりしっかり勉強しないとダメだ。

 

というか、まずセルフでもできることは

やってみたくなり、この本を参考に

今月はそのあたりをマスターしようかと

思うところです。

 

moccian.hatenablog.jp

 

ここでひとつ思いついたのが、

 

「ギタリストのためのハンドトリートメント」

 

左手用

右手用

それぞれに使う筋肉がまるで違うので

摩る場所も力加減もそれぞれに

考慮する必要がある。

 

左手指の繊細な動き

右手のピック捌きからストロークまでの

手首の回転を考えた筋肉のほぐし方

それぞれに使用する精油にも変化をつける

必要があるだろう。

もちろんキャリアオイルも。

 

また、セルフでのやり方も指導出来る方がいい。

 

いや、

 

様々な『職人』のためのハンドトリートメント。

求められていそう。

 

…というか、もうあるのかな?

 

各種スポーツなら按摩・マッサージの世界に、

あるだろうことは何となく想像つくのだけど、

 

楽器演奏者をはじめとして、例えば

手腕をデリケートに使うような職人、

ピアニストだってバイオリニストだって

同じキーボードならプログラマだって肩揉むより

腕から下、揉んだほうが即効あるかも知れない。

 

少なくとも

「ギタリスト御用達のアロマテラピスト」

居てもオカシクないし、

これならオッサンでも何かお互い「抵抗なく」

出来る感じがする!

 

憧れのギタリストに逢えるかもしれない(そこか)


『職人ハンドトリートメント』専門セラピスト

って面白そう!

…と思った次第です。

 

目指してみたいな!


実体験積まないとだな。

修行と勉強と実行だ!


…さてどうやる?