アロマノトビラ

~カオリノチカラ~ オトコのアロマ

はじめに

 

おなごがすなる アロマというものを

 おっさんもしてみむとて するなり

 

「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり(土佐日記)」

女性のフリしてかな文字で日記をしたため始めた紀貫之

そもそも「もの書き」「記録」とは男性がするものであった。

 

アロマテラピーの世界。

まず書店で一度「アロマテラピー」の題を冠した一冊を手に取ってみてほしい。

そこには必ず女性の画があり、

トリートメントを施される上半身ハダカうつ伏せの画があり、

ホルモンバランス、更年期、月経…などの女性に特有(ある意味)な

文字が並ぶばかりで、オトコが入る余地がないような

むしろ「オッサン」がそんな本を開いていると

なんだかイケナイものを見ているような、完全アウェーな

凄くスゴク「ウシロメタイ」気持ちになってしまうほど

「女性の世界」なのだ。

 

それでも。

それでも、きっかけがあれば何事も始まる。

男(おっさん)の身ながら、アロマテラピーの世界に入る、

というよりも、

 

 男(おっさん)の 男(おっさん)による

  男(おっさん)のための アロマテラピー

 

を目指すべく、情報を集め、精査し、発信できるものは発信し、

終盤近い人生において、やっと少しばかり

『ヒトサマのお役に立てる』

ようなものを遺したい、とこのブログサイトを立ち上げるもの。

 

これからの高齢化社会

世界の中でもこの日本は突出して、

世界に先駆けて、いわゆる「超高齢社会」に入ってしまうほど、

高齢者が増え続けている。

 

明日は我が身。

 

その前に、今現在の高齢社会をもう少しの間、

自分達世代が率先して支えていくべきこの時期。

 

様々な場面で、アロマテラピー、または「香り」や「匂い」

もっと言えば「臭い」の分野の知識というのは必ず役に立つ。

 

そんな想いを抱きつつ、

このブログを可能な限り更新して行きたいと思う。

 

2016年 10月