今日の話題から 『テロの傷痕残るパリ…安眠用アロマスプレー売り切れ』
あのフランス・パリの無差別テロからすでに10日。
改めて犠牲者の方々へご冥福をお祈り申し上げます。
この事件に関し、先日こんな記事を目にしました。
この情報からもメディカルアロマセラピーの本家、
フランスで、いかにアロマセラピーが普段の生活
の中で根付いているか、がわかりますね。
日本ではまず心療内科、心理的ケア、カウンセラー
の方々が活躍される場面でしょうか。
ただ、これだけ不特定多数の多くの人々に心理的
障害が発生してしまった場合の受け皿としては
なかなか厳しいものがありそうです。
自己防衛策としてのアロマセラピー、もう少し
この日本でもその方法や、せめてそんな手段が
あるということを「詳しく」「正しく」予め、
認知されていればいいな、と思います。
折しも、ちょうど今読み進めている本。
「医師が認めたアロマセラピーの効力」
(川端一永著)
この冒頭、プロローグにこうありました。
----引用----(P4)
昨、2001年、大阪池田小学校で起きた
児童殺傷事件。
じつは、この学校に私の娘も通学して
いました。事件当時、現場から離れた
教室にいたこともあって、比較的回復が
早かったのですが、心に負ったその傷は、
周りからもはっきりとわかるものでした。
(中略)
「悪夢の記憶と闘う子供たちに、周りの
大人は何ができるのだろうか」
私は自ら治療に取り入れているアロマセラ
ピーを試してみることを学校に提案したの
です。事件の現場と自らの脳にある
匂いの記憶を変え、事件のフラッシュバック
を防ぐ効果を期待してのことです。
トイレや保健室、職員室に、精油の拡散器を
置き、真正ラベンダーやオレンジスイートの
精油を噴霧することにしたのです。
問題の根が深いだけに、「その効果は?」
と単純に評価することははばかられるのですが、
不眠に悩む教師などにも効果はあがっています。
----引用おわり----
15年も前の話。すでにこの日本において、
この同様な状況の中、実践をされている先生が
いらっしゃった。。
※この書については、また改めて当ブログで紹介
をさせていただきます。
もっとこういった事例や先達の実践を紹介し、
この日本でもっと活用されるべく、
その一翼を担えるようになりたいものです。